1年生、2年生、3年生の講評が29日に行われました。
1年生は他学科と合同の絹本に自画像を描く授業、2年生は日本画という枠にとらわれずに自身が持つ表現力を磨いていく授業、3年生は展示の演習も交えた学年コンクール作品の制作の授業となっていました。
次の授業は10月の芸祭の直前となるため慌ただしくなる生徒もいるかと思いますが、この勢いで頑張って乗り切ってください!
1年生は他学科と合同の絹本に自画像を描く授業、2年生は日本画という枠にとらわれずに自身が持つ表現力を磨いていく授業、3年生は展示の演習も交えた学年コンクール作品の制作の授業となっていました。
次の授業は10月の芸祭の直前となるため慌ただしくなる生徒もいるかと思いますが、この勢いで頑張って乗り切ってください!
29日に、今野裕一氏(「夜想」編集長,「パラボリカ・ビス」主宰)をお招きし、課外講座が開かれました。
雑誌という媒体が持つ力でいかにアーティストをサポートすることができるかを大切にしている今野さんが、どのようにして「夜想」を作ってきたのか、こだわりを通して作られた「夜想」によって世間にどのような影響を与えてきたかというお話を聞くことができました。
加えて雑誌編集長ならではの面白い体験談や、2年ほど前から今野さんと親交のある山本直彰先生(本学科教授)との対談も交え、親しみやすい空気の中作家になるということについて深く考えられる時間をつくっていただけました。
栗林隆客員教授による授業(造形基礎・選択Fundamental Subjects for Art and Design「アーティストという生き方を選ぶ」)にて、9月26日に作家の小沢剛氏、9月29日にトーキョーワンダーサイト館長の今村有策氏を特別講師にお迎えしました。
26日の小沢さんの授業では、今までの作家活動や作品のついての興味深いお話を聞くことができました。
自身が面白いと感じたものを大切にする小沢さんの、インパクトある不思議な世界観の作品がどのようにして生み出されているのか、どのような意志のもと作り上げられているのかというお話は、今から4年間大学で作家活動について学んでいく1年生にとって刺激的なものであったと思います。
29日の今村さんの授業では、この授業のタイトルともなっている「アーティストという生き方」についてをお話の主軸とし、日本で作家として学び始めた私たちがどのようにして海外と関わっていけるのか、海外から見た日本はどのような存在であるのかという、大きなスケールでアーティストの枠組みについて考える講義となりました。今までの授業全体をまとめる意味もある重要なお話でした。
4週間の造形基礎の授業もこの講義をもって終了いたしました。
小沢さん、今村さん、貴重な授業をありがとうございました!
展示のお知らせです。
来月、内田あぐり先生の展示が開催されます。
みなさま、ぜひ足をお運びください。
◾︎「平面の饗宴」内田あぐり+室井佳世
日時:10月15日(土)ー10月23日(日) 11:00-19:00
*トークショー:10月15日(土) 16:00〜
会場:数寄和
東京都杉並区西荻北3-42-17 tel: 03-3390-1155
https://sukiwagallery.net/archives/3699
課外講座のお知らせです。
10月3日(月)に、半田昌規氏(株式会社半田九清堂代表取締役、国宝修理装こう師連盟理事)による課外講座『装潢文化財の劣化損傷』が開講されます。
日本の文化財を構成する材料の基本は、紙、木、絹などであり、比較的弱い素材です。
このような材料の 文化財の自然劣化への対策の一つが修理です。
半田昌規氏の授業で、この修理「装潢(そうこう)」を通じて、
出来るだけ制作当時の材料を解説していただき、古典的な制作技術や制作の精神を学び、
文化財を守り、継承していく意義を研究する課外講座となります。
課外講座のお知らせです。
9月29日(木)に、今野裕一氏(「夜想」編集長,「パラボリカ・ビス」主宰)による課外講座『「夜想」今野裕一が語る 作家になりたくない私、作家になれない私』が開講されます。
「夜想」「WAVE」「銀星倶楽部」「ur」などの雑誌を創刊、現代美術のディレクション、ダンスの台本演出など、幅広く活動されている今野裕一氏による講座となります。
学生にとって身近な問題となる<表現ー作家ープロとは>について、広告も母体もなく、インディぺンデントで雑誌とオルタナティブ・スペースをやってこられた視点から語っていただきます。
9月20日の栗林隆客員教授による1年生の授業(造形基礎・選択 Fundamental Subjects for Art and Design「アーティストという生き方を選ぶ」)は、アートコレクターでありワンピース倶楽部主催の石鍋博子氏を特別講師にお迎えしました。
石鍋さんには国内外のアート状況やご自身のコレクションの事などをお話していただき、美大生へ熱いエールを送っていただきました。
10代、20代の今できることは何か、そして自分を知ろうと探し続けることが、同時に作品づくりにつながります。たくさんの出会いと経験をして、審美眼を養うことの大切さをお話し頂きました。
最後に学生達へ向けて「自分に100の質問を考え、100の答えを見つける」という課題を出していただきました。
授業終了後にみんなで記念撮影、石鍋さん楽しい授業をどうも有難うございました!
9月15日の栗林隆客員教授による授業(造形基礎・選択 Fundamental Subjects for Art and Design「アーティストという生き方を選ぶ」)は、多摩美術大学絵画学科油画専攻で作家の村瀬恭子さんを特別講師にお迎えしました。
今までの作家活動について、スライドで作品を観ながら、栗林先生との対談形式でお話いただきました。
作家として核にしていること、どのように制作しているかという具体的なお話、社会と作品とのつながり等、学生からの質問に答えていただきながら、とても大切なお話をお聞きすることができました。
村瀬 さん、ありがとうございました。
展示のおしらせです。
間もなく、武蔵野美術大学gFALにて、本学科卒業生の村瀬 都思さん(2009年大学院造形研究科修士課程美術専攻日本画コース修了)の個展が開催されます。
みなさま、ぜひいらしてください。
村瀬 都思 個展 「Sight」
会期:2016年10月3日(月) – 10月31日(月)11:00-17:00
日・祝祭日休廊 ※ただし10月30日(日)は開廊、10月25日(火)-28日(金)は休廊
アーティストトーク:10月6日(木) 16:30-17:30
村瀬都思は、2009年に本学大学院日本画コースを修了し、修了後も精力的に制作発表を続けている若手作家です。 村瀬は近年「くうどう」という言葉をキーワードにその独特な世界観を作り上げています。誰もが持つ朧げな記憶、形のない何か、または生まれようとする気配が村瀬独自の解釈で画面に美しいフォルムとなって表現されています。絵の前に立つと、太古から人間が持つ遠い記憶を喚起させてくれるような不思議な感覚をも覚えます。 多くの情報が錯綜する昨今において、自身の朧げな記憶を手探りでも掘り下げていくこと、そして小さな事象の1つ1つを注意深く観察していくことは今を生きる私たちにとって、新たなる可能性の扉を開ける第一歩でもあるかもしれません。村瀬の作品は、そのような体験ができる数少ない美しい絵画と言っても良いでしょう。 この展覧会が多くの方にご高覧いただけますようご案内申し上げます。
内田あぐり(武蔵野美術大学日本画学科教授)
会場:武蔵野美術大学2号館 1階 gFAL
〒187-8505 東京都小平市小川町1-736 TEL:042-342-6050
大学HP:http://www.musabi.ac.jp/topics/20160920_03_03/
日本画研究室HP:http://nihonga.musabi.ac.jp/
村瀬 都思HP:http://lamb-log.blogspot.jp/
展示のお知らせです。
本学科教務補助の古川由貴と、大学院生2名が参加するグループ展が9月20日より始まります。
よろしくお願い致します。
「くらくてあかるい」
西田あゆみ(大学院1年生)
横山喜己(大学院1年生)
古川由貴(教務補助)
会期:2016年9月20日(火)〜9月25日(日)
12:00 – 19:00(展示最終日17:00まで)
会場:アートギャラリー絵の具箱
〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目24-6
吉祥寺グリーンハイツ205
tel:0422-20-2602
url:http://www.enogubako.in