川崎麻央先生による特別講義が行われました
7月3日(月)、作家の川崎麻央さんをお招きして、アトリエ指導と特別講義を実施していただきました。
特別講義では、ご自身の制作について発送の段階から取材やドローイング、小下図を経て本画に至るまでのプロセスを、制作した途中の画像も混じえながら具体的に紹介していただきました。
会場には実際の素描もお持ちいただき、講義終了後には学生たちが集まって熱心に眺めていました。学生からの質問にも遅くまで丁寧にご回答いただき、大変充実した講義になったかと思います。
7月3日(月)、作家の川崎麻央さんをお招きして、アトリエ指導と特別講義を実施していただきました。
特別講義では、ご自身の制作について発送の段階から取材やドローイング、小下図を経て本画に至るまでのプロセスを、制作した途中の画像も混じえながら具体的に紹介していただきました。
会場には実際の素描もお持ちいただき、講義終了後には学生たちが集まって熱心に眺めていました。学生からの質問にも遅くまで丁寧にご回答いただき、大変充実した講義になったかと思います。
【栗林隆先生の課外講座が開催されました】
12月12日(月)、本学科客員教授の栗林隆先生主催で、documenta fifteen 報告会が行われました。
2022年6月〜9月にかけてドイツ・カッセルで開催された国際美術展「documenta fifteen」に、栗林先生は参加されました(Cinema Caravan +栗林隆)。
そして今年の夏、栗林先生の提案により、日本画学科学生有志と教員・スタッフも参加し、徳島県吉野川市の和紙工房「アワガミファクトリー」で滞在制作を行い、そこで漉いた和紙から制作した紙衣をdocumenta内で展示、ワークショップを開催していました。
栗林先生には、documenta fifteenやご自身の作品についてお話ししていただくとともに、日本画学科研究室で行ったプロジェクトについても、参加学生や教員を交えながらお話をしていただきました。
報告会が終わった後には、日本画学科学生有志、教員・スタッフの作った紙衣(かみこ)を、聴講していた人が触れる時間もありました。
普段の制作とは異なる視点をもつ機会として、充実した時間となりました。
11月7日、特別講師として土屋禮一先生、野地耕一郎先生がいらっしゃいました。
4年生と大学院生のアトリエを回って、学生一人一人へ作品を見ながら指導をして下さいました。
作品や学生の故郷についてお話しながら、先生方の言葉で様々なことを教えていただきました。
長い時間、丁寧に学生たちと向き合ってくださり、大変充実した時間となりました。
3年生の身体性とドローイングの授業の様子が、モデルをしてくださったドラァグクイーンのビビー・ジェローデルさんのyoutubeにて取り上げられました。
動画後半に学生がドローイングしている様子が映っています。ぜひご覧ください!
6月6日(月)特別講師として美術評論家の藤田一人先生にお越しいただきました。
大学院生のアトリエを回って頂いたほか、夕方からは特別講義が行われました。
「日本画は日本人に何を問いかけてきたか?いま、何を問うているのか?」というタイトルのもと、戦後日本画の展開、日本画を支える美術界の構造と権威、日本画がいかに注目されてきたのかといったことを展開しながらお話していただきました。
専任教授の方々の作品解説や時代背景について触れる時間もあり、大変充実した時間となりました。
11月12日 清晨堂の阿部悠季先生による筆指導が行われました。
素材の解説や筆作りの実演指導をして頂いた後、学生たちは刷毛作りを体験させていただきました。
画筆の歴史や獣毛の性質、筆作りの工程は想像以上の手間を費やすことを学んだ学生たちは、自分の制作に使用する筆の選び方や筆の扱い方を見直すいい機会になったのではないでしょうか。
貴重なご指導をありがとうございました。
6月29,30日の二日間にわたって池崎義男先生による和紙ゼミが5年振りに行われました。世界の紙の歴史のレクチャーから始まり、国産楮を3時間以上煮込んで繊維の一本一本までほぐして手で漉いていきました。売り物では出来ない個性や発想豊かな紙を作ることができました。池崎先生ありがとうございました。
6月2日から4日まで、3年生の2泊3日の風景写生旅行が行われました。
今年は、長野県白馬村を中心に、黒部ダム、栂池高原、青木湖を巡る旅程で、引率は西田俊英先生、吉田有紀先生です。
2日目の栂池高原は標高2000メートルの高地にある湿原で、まだほとんどが雪に覆われていましたが、足場の悪い中を、皆一生懸命歩いて、探して、写生に取り組みました。3日間とも素晴らしい晴天に恵まれ、充実した写生旅行となりました。おつかれさまでした。