会 期:2012年6月28日(木)
会 場:武蔵野美術大学 2号館201 第3講義室
開館時間:16:30〜
講 師:Timon Screech
(日本美術史家・ロンドン大学アジアアフリカ研究学院教授)
最大級の遊郭とは言え、吉原という場所は面積が広いところではなく、実際に通う江戸の男性の数はさほど多くはなかった。「吉原」は実情的な存在であると同時に、ある種の空想的な存在でもあったのだ。
浮世絵では「美人画」が有名であるが、「吉原通い」を画題としたものも意外に多い。本講座ではそれらの浮世絵を紹介し分析する。