国際交流プロジェクト 「パペルマヒカー版と線のちから」inメキシコ・オアハカ
国際交流プロジェクト
「パペルマヒカー版と線のちから」inメキシコ・オアハカ
メキシコ・オアハカにて、版画研究室さんと共催の国際交流プロジェクト「パペルマヒカー版と線のちから」を実施いたしました。
メキシコ・オアハカは版画の工房が街中に点在し、先住民族の文化の色濃い、とても美しい街です。
プロジェクトは、2月21日から3月6日までの12日間、
期間中は市内のギャラリーで、ベニートファレス大学美術学部の学生や現地のアーティストとの展覧会を開催し、中4日間で、オアハカ郊外のサンアグスティンにあるアートセンター にて、ワークショップを行いました。
日本画学科のワークショップは、「オアハカ縁起絵巻を描く」をテーマに、参加者は日本画の伝統的な画材を使って、それぞれの絵巻を制作しました。
裏打ちや箔の扱いなど、多くの参加者は悪戦苦闘しながらも、日本画に強い関心を持ってくれたように思います。学生も手取り足取り一生懸命指導する中ですっかり打ち解けていました。ワークショップ終了後には小さな展覧会と講評会を実施しました。それぞれが作品にまつわるストーリーやこだわりを発表しあい、笑いの絶えない楽しい時間となりました。
オアハカの人は皆とても親切で、生活の中にたくさんの色が溢れています。参加学生は言葉が通じない中でも、自分の作品や日本画について伝えたり、現地で出会った人から話を聞いたり、積極的にコミュニケーションを取っていました。それぞれが多くの刺激を受けて帰国したのではないでしょうか。