「旅ムサ ステイ in 大山」レポート

これは旅するムサビの一環として行われたもので、鳥取県大山町に日本画学科2、3年生と油絵学科3年生の計7名の学生が1週間現地に滞在し、期間中にスケッチや取材、黒板ジャック、日本画ワークショップなどを行ったプロジェクトです。最終日には因州和紙手漉き工房見学、古美研など仏像も拝観し、1週間を通して充実したプロジェクトとなりました。
後半は教員の内田あぐりと酒井祐二がワークショツプと古美研などに参加しました。

日本画ワークショップは小学生から大人まで、約40名の方々が参加し、夏休みもあって親子で参加しているる方々も多く見られました。このワークショップは、日本画の絵の具や墨、画材などを使用して大きい紙(190×470cm)4枚に参加者と学生たちが一緒に共同制作をするものですが、各自思い思いの表現で大山のイメージを自由にのびのびと体を使って描くことで、素晴らしい4枚の作品が生まれました。学生たちが日本画の絵の具を溶く指導を始めると、子供達も興味津々で一緒に絵の具を溶いたりと、日本画の素材や線描などの技法にも触れながらの制作は、参加した方々も描くことを無心になって楽しんでいただけたと思います。

今回のプロジェクトは鳥取県立博物館のスタッフの方、大山町教育委員会の方々の多大な協力があって実現することができました。宿舎も無料で提供をしていただいたり、食事の差し入れをしていただいたりと、大山の皆様には大変お世話になりました。

大山はとても素晴らしいところです!

 

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