3日連続 アートグルー集中講座
アートグルーなどの新しい日本画材を開発、販売されている株式会社小島美術の代表取締役社長の小島暁夫さんをゲストにお迎えして、3日連続での特別講義とワークショップを実施しました。
初日となる6月29日(木)には、本学科教授の間島秀徳先生と、小島さんの対談形式で、現代日本画における画材について、その魅力や可能性について語っていただきました。
2日目の6月30日(金)には、2020年まで本学科特任教授を務められていた山本直彰先生をお呼びし、先生の師である片岡球子先生の作品とご自身の作品を例に挙げながら、日本画と接着剤について講義をされました。片岡先生の当時ボンドを使われていた際のリアルなお話や、制作や絵描き人生のたくさんの言葉の数々に、学生達も共感していたように思えました。
3日目の7月1日(土)には、実際にアートグルーを使用してみるワークショップを行いました。アドバイザーとして小島暁夫さん、山本先生をお迎えし、幅広い使い方を教えていただきました。
現在、たくさんの画材が日々開発される世の中で、日本画という素材と今後どのように向きあっていくか、どのように使っていくか考えさせられる3日間となりました。
ご協力いただきました小島暁夫さん、ありがとうございました。