2年生 筆指導

11月14日(月)、清晨堂の阿部信治先生・阿部悠季先生による筆指導がありました。

日本画の筆や刷毛がどのような材料と作り方でつくられていくのかお話しをしていただきました。

原料となる動物の毛を見せていただき、その後、筆作りを体験しました。

普段は見る機会のない筆作りの工程を学ぶ貴重な授業、阿部信治先生、悠季先生、ありがとうございました。

 

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阿部信治先生。筆の原料の動物の毛を見せてくださっています。

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阿部悠季先生。

 

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学生たちも筆作りに挑戦。

2年生の人体の授業が始まりました!

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2年生は10月に行われていた模写の授業が終わり、今週から人体の授業が始まりました!

模写では三十六歌仙や山水長巻をあげ写しして古典技法の絵づくりの深さを学びましたが、
今週の人体ではモデルさんをお呼びして人間の構造をじっくりと学びます。
本日の前提講義では本学科教授の山本先生が、資料を参考に人体についてお話してくださりました。

来週から芸祭期間となるため授業は一時中断してしまいますが、期間明けにペースを忘れて
しまわないよう、残り数日集中して取り組んでいきましょう!

北澤憲昭先生ゼミ「日本画の現代性」

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本学科客員教授の北澤憲昭先生によるゼミ「日本画の現代性」が、開講されました。

学部3,4年生、大学院1,2年生が対象となっています。
初回の昨日は前半に講義を行い、後半は受講した学生達のアトリエを見て回り作品指導をしていただきました。
ゼミは全4回で、期間をあけて12月まで行われます。

1年生、2年生、3年生の講評が29日に行われました。

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1年生は他学科と合同の絹本に自画像を描く授業、2年生は日本画という枠にとらわれずに自身が持つ表現力を磨いていく授業、3年生は展示の演習も交えた学年コンクール作品の制作の授業となっていました。

次の授業は10月の芸祭の直前となるため慌ただしくなる生徒もいるかと思いますが、この勢いで頑張って乗り切ってください!

1年 造形基礎・選択 Fundamental Subjects for Art and Design「アーティストと言う生き方を選ぶ」 特別講師 小沢剛氏・今村有策氏

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栗林隆客員教授による授業(造形基礎・選択Fundamental Subjects for Art and Design「アーティストという生き方を選ぶ」)にて、9月26日に作家の小沢剛氏、9月29日にトーキョーワンダーサイト館長の今村有策氏を特別講師にお迎えしました。

26日の小沢さんの授業では、今までの作家活動や作品のついての興味深いお話を聞くことができました。
自身が面白いと感じたものを大切にする小沢さんの、インパクトある不思議な世界観の作品がどのようにして生み出されているのか、どのような意志のもと作り上げられているのかというお話は、今から4年間大学で作家活動について学んでいく1年生にとって刺激的なものであったと思います。

29日の今村さんの授業では、この授業のタイトルともなっている「アーティストという生き方」についてをお話の主軸とし、日本で作家として学び始めた私たちがどのようにして海外と関わっていけるのか、海外から見た日本はどのような存在であるのかという、大きなスケールでアーティストの枠組みについて考える講義となりました。今までの授業全体をまとめる意味もある重要なお話でした。

4週間の造形基礎の授業もこの講義をもって終了いたしました。
小沢さん、今村さん、貴重な授業をありがとうございました!

1年 造形基礎・選択 Fundamental Subjects for Art and Design「アーティストと言う生き方を選ぶ」 特別講師 石鍋博子氏

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9月20日の栗林隆客員教授による1年生の授業(造形基礎・選択 Fundamental Subjects for Art and Design「アーティストという生き方を選ぶ」)は、アートコレクターでありワンピース倶楽部主催の石鍋博子氏を特別講師にお迎えしました。

石鍋さんには国内外のアート状況やご自身のコレクションの事などをお話していただき、美大生へ熱いエールを送っていただきました。
10代、20代の今できることは何か、そして自分を知ろうと探し続けることが、同時に作品づくりにつながります。たくさんの出会いと経験をして、審美眼を養うことの大切さをお話し頂きました。
最後に学生達へ向けて「自分に100の質問を考え、100の答えを見つける」という課題を出していただきました。

授業終了後にみんなで記念撮影、石鍋さん楽しい授業をどうも有難うございました!

1年 造形基礎・選択 Fundamental Subjects for Art and Design「アーティストと言う生き方を選ぶ」 特別講師 村瀬 恭子氏

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9月15日の栗林隆客員教授による授業(造形基礎・選択 Fundamental Subjects for Art and Design「アーティストという生き方を選ぶ」)は、多摩美術大学絵画学科油画専攻で作家の村瀬恭子さんを特別講師にお迎えしました。

今までの作家活動について、スライドで作品を観ながら、栗林先生との対談形式でお話いただきました。

作家として核にしていること、どのように制作しているかという具体的なお話、社会と作品とのつながり等、学生からの質問に答えていただきながら、とても大切なお話をお聞きすることができました。

村瀬 さん、ありがとうございました。

野地耕一郎先生アトリエ指導

20日(月)、泉屋博古館分館長の野地耕一郎先生をお招きし、アトリエ指導をしていただきました。

数多くの作品を観てきた野地先生に、大学院生のアトリエをまわり、1人1人丁寧にご指導いただきました。
その後、研究室で野地先生を囲んで、先生、学生、スタッフで小さく飲み会が行われました。

野地先生ありがとうございました。

 

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2年生を対象に箔指導が行われました

日本画といえば箔を想像する方も多いかと思いますが、
高価で薄く繊細な箔は扱いが非常に難しく、上手く使えるようになるまで時間がかかります。
そこで当学科ではその道の専門家である箔師の遠藤典男先生をお呼びし、
箔の知識や貼り方を実演を通して指導していただきました。
本職の方から直接コツを教えていただいたことで、
今まで遠かった箔との距離も縮まって親しみやすくなれたかと思います。

 

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特別講義 「膠」を語る、つくる ー日本画材の一側面としてー

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特別講義のお知らせです。

 

後藤秀聖氏をお招きし、膠についてお話いただきます。

お話いただいたのち、学生も一緒に膠作りを行います。

 

日時:5月23日(月)14:30- 膠を語る                                5月26日(木)14:30- 膠をつくる

場所:武蔵野美術大学 5A302,303

 

後藤秀聖(ごとうしゅうせい)氏

1985年福島県会津若松生まれ。文星芸術大学大学院博士後期課程修了。絵画制作を行う傍ら、サイドワークとして伝統的な国産膠の製造法の調査研究に従事する。現在、膠文化研究会会員。Facebook「膠の研究・制作室Nibe Lab」にて、随時、膠に関する情報を更新中。

膠の研究・製作室 Nibe Lab