清晨堂 阿部信治先生、阿部悠季先生による筆指導
11月13日 清晨堂の阿部信治先生、阿部悠季先生による筆指導が行われました。
素材の解説や筆作りの実演指導をして頂いた後、学生たちは刷毛作りを体験させていただきました。
画筆の歴史や獣毛の性質、筆作りの工程は想像以上の手間を費やすことを学んだ学生たちは、自分の制作に使用する筆の選び方や筆の扱い方を見直すいい機会になったのではないでしょうか。
貴重なご指導をありがとうございました。
11月13日 清晨堂の阿部信治先生、阿部悠季先生による筆指導が行われました。
素材の解説や筆作りの実演指導をして頂いた後、学生たちは刷毛作りを体験させていただきました。
画筆の歴史や獣毛の性質、筆作りの工程は想像以上の手間を費やすことを学んだ学生たちは、自分の制作に使用する筆の選び方や筆の扱い方を見直すいい機会になったのではないでしょうか。
貴重なご指導をありがとうございました。
10月9日(月)に、半田昌規氏(株式会社半田九清堂代表取締役・国宝修理装こう師連盟理事)による課外講座「装こう文化財の劣化損傷」が開かれました。
今回の講義内容は、紙、木、絹など、劣化しやすく弱い素材で構成されている日本の文化財の修理技術「装こう」についてです。聴講に来た学生には装こう技術とその材料についてまとめられたプリントが配布され、講義では貴重な文化財を修理していく上での一連の流れや、詳しい修理方法、素材の調査についてスクリーンに映された情報とあわせてわかりやすく解説していただきました。文化財の修繕現場の他ではあまり聞くことの出来ない内側の話ということもあり、日本画学科に限らず他学科からも学生が多く集まりました。
一昨年、去年から続く全3回の半田昌規氏による文化財修繕技術に関する講義も、第3回目となる今回で最後を迎えました。半田先生、大変有意義な課外講座をありがとうございました!
10月7日(土)に学部2年生を対象に特別講義裏打ち指導を行いました。
今回の特別講師として東京芸術大学大学院文化財保存学専攻,保存修復日本画研究室教育研究助手の武田裕子先生をお招きしました。
現在2年生は古典研究の授業で伴大納言絵巻の彩色模写に取り組んでおり、その為の薄美濃紙の裏打ち方法、また制作用としての絹本や雲肌麻紙の裏打ち方法を、みんなで糊を作るところからご指導頂きました。また授業初めに武田先生ご自身の創作活動に関してもスライドを交えながらお話し頂き、
学生達にとって今後の制作に活かすことのできる実践的な特別講義となりました。
武田先生長時間にわたる授業をありがとうございました。
9月7日(木)、gFALギャラリーにて、松岡さんと対談ゲストの勝俣涼さん(美術批評)によるトークイベントが開催されました。
展示中の作品を前に勝俣さんと話を交えながら、松岡さんご自身の制作への取り組み方、作品のコンセプトや技法についてお話していただきました。
トーク後はgFAL前にてパーティを行い、学生や卒業生、先生方と、トークイベントに集まっていただいた方々でにぎやかな一時を過ごしました。
gFALギャラリーで行われている「松岡 学展」は9月30日(土)まで開催しております。ぜひお越し下さい。
(11:00-17:00・日曜休廊 ※18日、23日は開廊)
先日、8月31日に青森県八戸市の八戸工業大学第二高等学校にて、
内田あぐり先生による特別授業「日本画画材によるムーヴィングドローイング」を行いました。日本画材と人体、人間像をつかむドローイングする、ということをテーマに、
美術コース1.3年生の3名がバレエとコンテンポラリーダンスを行い、そのイメージを元に2年生35名の学生が共同制作でのドローイングを行いました。幅2メートル長さ4メートルの大判の新鳥の子紙5枚に描かれた作品は、今回生徒さんも初めての体験ということもあり、のびのびとおおらかで、そして力強い作品が完成しました。
制作を行った教室の窓からは八戸の山々と平野が広がり、その風景を背にして行う生徒さんのダンスと、一心不乱に作品制作をする姿は活気と穏やかさの両方が溢れる空間でした。
完成した作品は最後にそれぞれが思い入れのある部分をはさみで切り取り、大切に持ち帰りました。
八戸工業大学第二高等学校の先生方、生徒のみなさん、ありがとうございました!
◆八戸工業大学第二高校のホームページにて特別授業の記事が掲載されました。
◆東奥日報社のウェブニュースにて授業風景の動画が公開されました。是非ご覧ください。
挑戦!ムービングドローイング/八工大二高/Web東奥・ニュース http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2017/20170902028349.asp
7/9(日) 埼玉県にある、原爆の図丸木美術館に、3年生から院生までの有志学生で訪問しました。
先日課外講座でお越しくださった丸木美術館学芸員の岡村幸宣さんのご案内のもと、丸木夫妻の《原爆の図》連作や、その他の共同作品、丸木スマの作品などを鑑賞しました。
エネルギッシュな大作に触れ、多くの学生が創作意欲を刺激されたようでした。
川のそばにある自然に囲まれた美術館には、夫妻のかつて使ったアトリエも残されており、学生それぞれが、夫妻の、そして自分自身の制作に思いを馳せる1日でした。
6月22日 1年生主催の新歓返しが行われました。
今回の新歓返しは、なんと…流しそうめん!
1年生が頑張って手作り流しそうめん装置を設置してくれました。デザートの特製フルーツゼリーもごちそうさま!
先生方も学生と一緒になって流しそうめんを楽しんでおられました。一年生の皆さん、企画、準備等お疲れ様でした!
6月13日(火)から、訪問教授の竹田先生による日本画・版画合同ワークショップが三日間にかけて行われていました。
竹田先生のご指導のもと木版画を制作するワークショップで、制作する作品の下図をあらかじめ用意しておき、期間中は木版を掘って紙に刷る工程までを行いました。
学生の作品は明日まで開かれている「竹田鎭三郎が蒔いた種」(2号館1階FAL)にて展示されていますので、ぜひご覧ください。
竹田先生、遠くからのご来訪にご指導、ありがとうございました!
6月12日 竹田鎭三郎先生と教え子達による展示「竹田鎭三郎が蒔いた種」展が武蔵野美術大学のFALgalleryで始まりました。
それに伴い開講されました課外講座「メキシコ現代美術について」も元川崎市岡本太郎美術館学芸員・京都場アートディレクターの仲野泰生さんをゲストに対談形式で行われ、和気あいあいとした雰囲気の中、竹田先生の経歴紹介やメキシコでの芸術活動、メキシコ特有の文化についてお話ししてくださいました。
その後オープニングパーティーが催され、竹田先生を囲んで皆さん楽しそうに談笑されておりました。
日中は院生のアトリエを回り、学生一人ひとりに丁寧な指導をしてくださいました。一日中過密スケジュールでしたが竹田先生は疲れを見せず、ユニークで素敵なお人柄で周りの人を笑顔にしてくださいました。
そして今日から版画のワークショップが始まります!3日間熱い指導をよろしくお願いいたします!
武蔵野美術大学オープンキャンパス2017が終了いたしました。
本日は昨日と同じ進路相談会に加え、非常勤講師の吉田有紀先生によるミニ屏風制作ワークショップ、日本画学科アトリエツアーが行われましたが、いかがでしたでしょうか?
オープンキャンパスで見る大学といつもの大学とでは雰囲気は少し違いますが、日本画学科の特徴が学生の作品や生の声、ワークショップを通じて掴むことができましたら幸いです。
今回都合が悪くオープンキャンパスに来ることができなかった方は、夏休み期間中の8/12、8/13にもオープンキャンパスが行われますので、ぜひそちらにお越しください。
日本画学科に足を運んでくださった皆様、ありがとうございました!
またお会い出来る機会を、楽しみにしております。