《原爆の図》という絵画実験


昨日5月15日(月)に、岡村幸宣氏(原爆の図丸木美術館学芸員)による課外講座「《原爆の図》という絵画実験」が開講されました。
画家丸木位里、俊夫妻の生涯にわたる画家としての生き方、共同制作とは何か、また夫妻が使用した画材や制作方法について、当時の制作風景の映像を交えながら、幅広く大変興味深いお話を頂きました。
聴講には70名程の学生や一般の方にお越し頂き、ありがとうございました。
岡村さん、大変貴重なお話をありがとうございました。

原爆の図 丸木美術館にて「企画展 開館50周年特別展示 本橋成一写真展 ふたりの画家 丸木位里・丸木俊の世界」は7月17日まで開催中となります。是非皆足をお運び下さい。

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小山登美夫氏 公開講評&トークショー

5月1日、小山登美夫氏をゲストに現在開催中の学部4年・院2年有志展「選択肢1」にて公開講評・トークショーが行われました。
学生一人ひとりに丁寧なご指導をして頂き、誠にありがとうございました。
学生である前に一人の作家としての制作への姿勢、根幹にあるべき思念や執念などのお話をくださり、学生各々感じるものがあったのではないでしょうか。
これを機に次の作品へ再出発です!
小山さん、貴重な機会をありがとうございました。

そして有志展の会期はまだまだ続きます!
会期は下記の通りです。閉館日がございますので、お気をつけてご来場くださいませ。

「選択肢1」

会期:2017年4月29日(土)〜5月11日(木)
9:00〜17:00 ※4/30, 5/3, 5/7は閉館
会場:武蔵野美術大学12号館地下1階展示室

 

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課外講座「《原爆の図》という絵画実験」

課外講座のお知らせです。

5月15日(月)に、岡村幸宣氏(原爆の図丸木美術館学芸員)による課外講座「《原爆の図》という絵画実験」が開講されます。

シュルレアリスムに傾倒した水墨画家・丸木位里と、写実描写を得意とする油絵画家・赤松俊子の、異なる個性を持つ二人の画家が「原爆」をテーマとして行った、絵画史上稀な共同制作を軸として講義を行います。
共同制作とは何か?絵画に社会性は持ち込めるのか?圧倒的な破壊や大量死に直面した時、芸術に何ができるのか?今なお鋭い問題意識を発し続ける《原爆の図》という絵画実験について考える貴重な機会となりますので、皆さん奮ってご参加ください。

 

日時:5月15日(月)【開始時間】16:30〜【終了時間】18:00
場所:武蔵野美術大学 5A号館303教室

 

岡村氏課外講座

お花見

毎年の恒例行事、お花見が行われました!

フレッシュな新1年生に囲まれて先生方もご満悦です。
今年の新入生は46人という大所帯で、そのうち男子がなんと11人!
中国やシンガポールの留学生もいるので、初めて触れる感性にお互い刺激しあって制作に臨めるのではないのでしょうか。これからが楽しみですね!

これから4年間よろしくお願いします!

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卒業式

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3月18日に武蔵野美術大学の卒業式がありました。
あっという間で、けれど様々な出会いがあった大学生活だったと思います。
無事に卒業できた皆さん、おめでとうございました!
それぞれの行く道が良いものであることを、スタッフ一同願っております。

そして卒業生の皆さん、謝恩会の開催ありがとうございました!
当日はご迷惑おかけしました。おかげさまで二次会共々、楽しい時間を過ごすことができました。
いただいたプレゼントやお花、色紙、大事にさせていただきます。

卒業する方も院に進む方も、また研究室に顔を出してくれることを楽しみにしております。
来年度からも、日本画研究室をよろしくお願いします!

有志展「ここを先途と」オープニングパーティ

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3月2日に、日本画学科有志展「ここを先途と」のオープニングパーティが開かれました。
作品制作も搬入も無事に終わり、教授も交えて、今回描いた作品やこれからの展示についての団欒で賑わっていました。

展示は3月14日までコートギャラリー国立にて開催しております。(※3月8日休み)
ぜひ足を御運び下さい。

日本画コース修了展「Musashino Art University DEGREE SHOW」

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武蔵野美術大学大学院修士課程日本画コース修了展「Musashino Art University DEGREE SHOW」が、3月10日より佐藤美術館にて開催されます。

会期 :2017年3月10日(金)~3月20日(月・祝)
※3月13日(月)休館
10:00-17:00(金曜日のみ19:00 まで)
入場料:無料
場所 :佐藤美術館
東京都新宿区大京町31-10

【関連イベント】※予約不要
ゲスト講師による公開講評会
ゲスト講師=柏木智雄氏(横浜美術館副館長/主席学芸員)
3月11日(土) 15:30-17:00
佐藤美術館展示室3・4階(3階より開始)
出品作品について、柏木智雄氏をゲストとしてお招きして公開講評を行います。
※参加費無料
※公開講評会終了後、5階にてレセプションパーティーを行います。

伝統行事 餅つき

 

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先日、日本画学科の伝統行事である餅つきが行われました。

餅つきは一年生が前日から準備をして、当日の朝早くに薪を切って竃の火を起こすところから始めます。お餅と一緒に暖かいお雑煮も作ってもらいました。
昼頃には教授や他学年の日本画生も交えて乾杯をし、穏やかな日和の中で楽しく親睦を深めました。

一年生の皆さん、美味しいお餅をありがとうございました!

助手展トークショー

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12月8日に行われた助手展トークショーに、本学科助手の萩谷但馬が参加しました。

美術館に入ってすぐに目に入るほどの大きな作品ですが、その大きさやタイトルの意味、またどういうものから着想を経てあの形の作品に繫っていったのか、という内容を他学科助手の方々と意見を交えながらお話していました。

冬の寒空の下のトークショー、お疲れ様でした!

荒井 経先生 特別講義「古典と現代」

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11月24日(木)に、本学科非常勤講師の荒井経先生による特別講義「古典と現代」が開かれました。

講義では近年の荒井先生の研究や国際的活動の話から始まり、今年11月に”第28回倫雅美術奨励賞”を受賞された著書「日本画と材料 近代に創られた伝統」の内容を交えながら、古典と現代それぞれから見た日本画と、西洋画だけでなく韓国、中国、台湾の韓国画や中国画とも比較することで見えてくる日本画の本質について講義していただきました。
多くの日本画学生が悩む「日本画」の定義について、今までより多角的に本質を探る新しい観点を教えていただけました。

荒井先生、ありがとうございました!