documenta fifteen 報告会

【栗林隆先生の課外講座が開催されました】

 

12月12日(月)、本学科客員教授の栗林隆先生主催で、documenta fifteen 報告会が行われました。

2022年6月〜9月にかけてドイツ・カッセルで開催された国際美術展「documenta fifteen」に、栗林先生は参加されました(Cinema Caravan +栗林隆)。

そして今年の夏、栗林先生の提案により、日本画学科学生有志と教員・スタッフも参加し、徳島県吉野川市の和紙工房「アワガミファクトリー」で滞在制作を行い、そこで漉いた和紙から制作した紙衣をdocumenta内で展示、ワークショップを開催していました。
栗林先生には、documenta fifteenやご自身の作品についてお話ししていただくとともに、日本画学科研究室で行ったプロジェクトについても、参加学生や教員を交えながらお話をしていただきました。

報告会が終わった後には、日本画学科学生有志、教員・スタッフの作った紙衣(かみこ)を、聴講していた人が触れる時間もありました。

普段の制作とは異なる視点をもつ機会として、充実した時間となりました。

「燃える統魂」で拓く触角アートーーユニバーサルな制作・鑑賞のために

【広瀬浩二郎先生、篠原聰先生の課外講座が開催されました】
12月5日(月)に、本学科教授の間島秀徳先生企画
〜「燃える統魂」で拓く触角アートーーユニバーサルな制作・鑑賞のために〜
という課外講座が行われました。
講師として広瀬浩二郎先生と篠原聡先生をお招きし、お二人がこれまで実践されてきた「さわる展示」「さわる鑑賞プログラム」についてアントニオ猪木の言葉などをキーワードとして織り交ぜながらお話しいただきました。
また、講座の終盤では間島先生や本学校の彫刻科の先生をされている、黒川先生、吉先生、日本画学科院生の作品を実際に「さわる」ことで、普段私たちが作品を鑑賞するやり方とは違う鑑賞の仕方というものを実際に肌で感じていただく取り組みもいたしました。
日本画学科以外の人達も多くご参加いただき大盛況の中、講義が行われました、本学科の学生には大きな刺激となる講義でした。

助教・助手展2022 武蔵野美術大学助教・助手研究発表

昨日より、「助教・助手展2022 武蔵野美術大学助手研究発表」が武蔵野美術大学美術館にて始まりました。

日本画学科研究室からは、川名晴郎、秋葉麻由子、2名の助教が展示室2で展示しております。

ぜひ宜しくお願い申し上げます。

助教・助手展2022 武蔵野美術大学助手研究発表

会期/2022年12月5日(月)-2022年12月24日(土)
時間/11:00-19:00(土曜日、日曜日は10:00-17:00)
休館日/水曜日
入館料/無料
会場/武蔵野美術大学美術館 展示室2・4・5、アトリウム1・2、第10講義室ほか

松岡学先生・因幡都頼先生・澤井昌平先生の特別講義が開催されました

【松岡学先生・因幡都頼先生・澤井昌平先生の特別講義が開催されました】
12月1日(木)、特別講師として、本学科の卒業生であり、作家の松岡学先生・因幡都頼先生・澤井昌平先生にお越しいただきました。
御三方には学生時代の卒業制作・修了制作から現在に至るまでそれぞれがどのようなスタイルで作家活動をされてきたかを対談形式でお話ししていただきました。
制作や作品に関することや発表の仕方など様々な話題について、御三方からそれぞれの角度からのご意見を伺うことができ、今後、制作活動を続けていこうと考えている学生にとっては大変参考になるお話だったのではないかと思います。
聴講していた学生も多く、大変有意義な時間でした。

「燃える統魂」で拓く触角アート ーーユニバーサルな制作・鑑賞のために

【課外講座のお知らせ】

12月5日(月)に、本学科教授の間島秀徳先生企画の課外講座が行われます。
講師として広瀬浩二郎先生(国立民族学博物館准教授)と篠原聡先生(東海大学ティーチングクオリフィケーションセンター准教授/松前記念館マネージャー)をお招きし、お二人がこれまで実践されてきた「さわる展示」「さわる鑑賞プログラム」についてお話しいただき、講座の終盤では間島先生や本学科生の作品を実際に「さわる」ことで鑑賞します。学外の方もご参加いただけますので、ぜひ足を運んでいただければ幸いです。

※詳細は以下の概要または添付のポスター画像をご確認ください。

課外講座
「燃える統魂」で拓く触角アート
ーーユニバーサルな制作・鑑賞のために

12月5日(月)16:30〜18:00
武蔵野美術大学2号館205教室

【企画趣旨】
視覚中心の社会について考える講座
「ユニバーサル・ミュージアム=誰もが楽しめる美術館」を掲げ、展覧会やワークショップの開催に取り組み、「さわる」ことの意味を追求してきた全盲の人類学者広瀬浩二郎氏と、盲学校や養護学校の児童や生徒とのワークショップを通じた交流の記録を篠原聡氏に講義して頂く。

【講座内容】
アントニオ猪木は「闘魂とは己に打ち勝ち、闘いを通じて自分の魂を磨くこと」と述べている。この定義に触発されて、僕たちは新たな「統魂」概念を提案したい。統魂とは自己と他者の垣根を取っ払い、全身の触角を通じて森羅万象とつながること。
さあ、猪木のファイティング・アーツ(Fighting Arts)の精神を継承する「統魂」伝説が武蔵美から始まる!
近年、各地のミュージアムで「さわる展示」「さわる鑑賞プログラム」が試みられている。これらの事業は視覚優位・視覚偏重のミュージアムの常識を根本から問い直す挑戦として意義深い。しかし、そもそも視覚(見る)と触覚(さわる)は二項対立の理念・感覚ではない。視覚とは、触角(全身に分布するセンサー)の一部であると考えることができるのではなかろうか。動物的な触角を取り戻すことで、僕たちは「見る+さわる」、さらには「見る×さわる」の統一・統合の境地に至るに違いない。
今回の講座では、まず全盲の文化人類学者・広瀬浩二郎が自らのライフワークとして取り組む「ユニバーサル・ミュージアム」(誰もが楽しめる博物館)の現状を分析し、未来を展望する。「統魂」「触角」の役割を解説することによって、障害者対応、弱者支援ではないユニバーサル・ミュージアムの真意が明らかになるだろう。ついで、美術史研究者・篠原聰が地域連携の枠組みで実施してきた制作・鑑賞ワークショップの豊富な実践事例を紹介する。二人の報告を通して、「見る/さわる」の二元論を乗り越えるユニバーサルな触角アートの可能性を提示できれば幸いである。
最後に、講座参加者の有志とともに、間島秀徳教授の作品を広瀬が「無視覚流」で鑑賞する。この鑑賞デモを介して、武蔵美の学生たちに「統魂」を注入できればと願う。

木村了子先生の特別講義が開催されました

【木村了子先生の特別講義が開催されました】
11月14日(月)、特別講師として、作家の木村了子先生にお越しいただきました。
木村先生は伝統的な日本美術の技法や絵画のスタイルを用い、異性であり性愛の対象である「男性(イケメン)」を様々なテーマで描き出し、国内外で展示ほか、寺院や映画美術・音楽家とのコラボレーションなど、幅広い分野で活動されています。
講義前には4年生のアトリエも回っていただき、学生へ様々な質問を交えながら丁寧にお話をしていただきました。
特別講義では、昨年から今年にかけて参加された展示への出品作品を中心に、大学では油画を専攻していた木村先生が日本画、日本美術についてどう取り組んできたのか、また美人画(人物画)におけるジェンダーの不均衡について思うことなど、作品を通じてお話してくださいました。
参加学生からの質問も多く、大変充実した時間となりました。

雪舟山水画を巡る

【上映のお知らせ】
本学科の非常勤講師を務めていらっしゃる浅見貴子先生が、東京国立博物館の東洋館、地下1階のミュージアムシアターで上映しています、VR作品『雪舟山水画を巡る』(35分間、東京国立博物館監修、凸版印刷株式会社制作)のオープニング部分、
《破墨山水図》の筆順の監修をされました。
まっさらな状態から雪舟のサインまで、一筆ずつ描かれて行く様子が1分間の動画になっています。
皆様是非ご観覧ください。
:上演期間
2022年10月19日(水)~12月25日(日)
※上演スケジュール・定員は都合により変更する場合がございます。
:開演時間
水・木・金 ー 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00
土・日・祝・休日 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00
月・火 休演(祝日の場合は、土日と同じスケジュールで上演)
所要時間 : 約35分 各回定員 : 90名
※開場は開演時間の5分前です。開演後の途中入場はできませんのでお気をつけください。
※開演時間までにシアター前券売機にてチケットをお買い求めください(当日券のみ)
:アクセス
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
東京国立博物館 東洋館地下1階
:チケット・料金 鑑賞料金(1上演あたりの料金です)
高校生以上 600円
小学生・中学生 300円
未就学児・障がい者とその介護者各1名 無料
:チケット購入場所
東洋館地下1階ミュージアムシアター前券売機
※ミュージアムシアター前での受付締切は開演時間までです。
また、有料でオンライン配信もあります。
東博、ミュージアムシアターのサイト:
凸版印刷、ニュースリリース:
※同会場の国宝展はネット予約が必要ですが、
総合文化展は東博入口のチケット売り場窓口で学生証を掲示すると、キャンパスメンバーなので、入場チケットを出して頂けます。
(ミュージアムシアターは有料です)

第9回 日展

【展示のお知らせ】
第9回日展が下記の日程で開催されます。
本学科の教授を務めています、岩田壮平先生が出展されております。
ぜひご覧いただけましたら幸いです。
●「第9回 日展」
会期:11月4日(金)〜27日(日)※休館日:毎週火曜日
時間:10:00〜18:00まで(入場は17:30まで)
会場:国立新美術館
入場料:一般1,300円/高・大学生800円

宮島弘道先生の特別講義がありました

【宮島弘道先生の特別講義がありました】
10月20日(木)特別講師として、創画会 会員、女子美術大学日本画専攻で教授をされています宮島弘道先生にお越しいただきました。
日本画を通して、ご自身の生い立ちから始まり、山水や古墳壁画など幅広いジャンルの中にが自身の作品との共通点を面白く解説してくださいました。
また、本学科の修了生ということで当時の大学生でのエピソードも印象に残りました。学生の人達に刺激になる、良い時間となりました。

龍が、見える。

【展示のお知らせ】
本学科の専任教授を務めております、間島秀徳先生がこの度、個展を開催されます。
また、10月28日〜10月30日には、同会場で舞踏コラボレーションイベントが開催されます。
皆様是非ご来場ください。
◆「龍が、見える。」
・会期:10月24日(月)〜10月30日(日) 会期中無休
・開館時間:11:00~19:00(最終日17:00まで)
・会場:〒160-0022
新宿区新宿3丁目33-10新宿モリエールビル3F
〜舞踏コラボレーションイベント〜
・参加費:2000円
10月28日(金)19:00 三浦一壮(舞踏)池上秀夫(contrabass)
10月29日(土)15:00 大倉摩矢子(舞踏)河崎純(contrabass)
10月30日(日)15:00 小林嵯峨(舞踏)入間川正実(cello)